このブログ記事では、TOEICリーディングセクションの問題にあたる、 Part 6についてこれから勉強を始めようと考えているあなたに向け、問題の内容やスコアアップのコツをご説明します。
TOEIC初心者にとって、Part 6はどのような問題が出題されて、どのように問題を解いていけば効率的に良いのか?Part6をマスターするためにはどうしたらいいのか?などの点は特に気になるポイントですよね。
そこで、このブログ記事の中ではPart 6に関する問題の傾向や解き方、勉強の方法などを詳しくご紹介します。
このブログ記事では以下のような疑問や質問を解決する事が出来ます。
- Part6はどんな問題がでるの?
- Part6の問題はどのような事に気を付けて解けば良いの?
- Part6攻略のためにはどんな勉強をすれば良いの?
結論から先に言うと Part6リーディングスコアアップのコツは以下のとおりです。
- 1問全体を2分程度で解けるように練習する
- 差し出し人などの記載がある場合は細部もよく見る
- 文脈から内容を理解する力を身に付ける
- 話題転換部分の単語に注目する
- ボキャブラリーをできるだけ増やす
Part6はやや長めのPart5の様なイメージといったところで、基本的な問題の解き方はPart5とほぼ変わりありません。
しかしながら、初心者にとって Part6は文全体がやや長めであったり、代名詞や話題を展開する単語がある場合に前にさかのぼって文脈から内容を理解しなければならないというところが難しく、時間がかかる部分です。
問題の傾向とスコアアップに向けてのアプローチ方法を確認していきましょう!
Part 6について
Part6は長文穴埋め問題です。
問題数は12問で、やや長めの文章の中に3つの空欄があり、その空欄にあてはまる語句選択肢から選びます。
Part5と形が異って難しそうに感じますが、基本的な解き方は全く同じです。
初心者におすすめのリーディング方法
Part6の問題の解き方として、多くの教材では、まず空欄の前後を読み必要な箇所のみを読むだけとあるかと思います。
全体を読まずに回答する事こそが得策とあるかも知れません。
しかしながら、TOEIC 初心者にとって、この方法ではいまいち内容が分かりづらく、回答するにあたって選択肢がピンとこない事もあるはずです。
私自身、こういった空欄前後のみを読む方法では分かりづらく、文脈の意味が曖昧になってしまいパニックになることが苦手なため、Part6ではあえてきちんと全体を読むようにしています。
読み方のポイントしては、同時通訳の人が通訳を細かく切って訳していくように、文節ごとに細かく読み、空欄があるところで始めて設問を選びながら読むようにしています。
この方法はいっけん時間がかかりそうですが、実は何度も読み返して空欄を埋める回答の方法とさほど時間の使い方には変わりがありませんでした。
もっとも、ゆっくり読むことは出来ませんが、比較的早く全体を理解しながら読むことができます。
TOEIC で高得点を取るようなひとにとって、空欄前後を早く読んで回答することは簡単にできることかもしれませんが、初心者や私のように英語をさっと見ただけで情報を素早く処理することが苦手な人は確実に全体を読み上げることも得策だと思います。
Part6が難しく感じてしまうポイント
Part6が難しく感じる点は大きく分けて2点あります。
それぞれのポイントをしっかり意識して、苦手克服に役立ててみてください。
Part6は文章が長いし、穴埋めの箇所の前後を読んでもよくわからないんだよな。。。何か気を付けて見ておくと良いポイントってないのかな?
文脈を理解する必要がある
Part6の問題や解答の方法は同じリーディングセクションのPart5とほぼ変わりません。
ただ唯一異なる点は、単独の文であったPart5に対して、Part6は文脈から質問されている意味を把握して回答しなければならないという事です。
つまり、”文脈から英語を理解する事”が求められています。
例えば
theyやyou、itのような代名詞が何かを問われる問題の場合は、前の文までさかのぼって理解する必要があります。
話題の展開部分に注意
However(しかしながら)のように話題が転換されているような単語が本文中にあった場合にも、前の段落に戻って質問に関連する箇所を探さななければならない可能性があります。
この2つの様な例の場合、あまり時間をかけ過ぎてしまうと次のPart7の問題を回答する時間が無くなってしまうため、特にこういった単語を見つけたら何を表しているのか?ということや話題が転換されたことなどにも注意しましょう。
少し前の文に戻って答えを探してもその答えがよく分からない場合は、適当に答えを選んで次に進むようにする事もひとつの手です。
再度お伝えしますが、特に忘れないでおきたいことは次の2点です。
- ひとつの問題全体を2分程度で解いていく事!
- 素早く文脈を理解して回答を探す事
最後の空欄回答部分以降は読まなくていい!
Part6ではひとつの問題に3つの設問が組み込まれています。
実はこの設問の最後の部分以降は意外と必要ないことが多いということです。
これは、私が以前語学学校で学んだ時に聞いて意識していたことで、実際に過去にテストを受けたり、問題を解いていても感じたのですが、最後の空欄箇所より下は読まなくても問題が解けるという事です。
典型的なEメール型の文章では差し出し人や末尾には気を付ける必要がありますが、文面の中では最後に穴埋めする箇所以降は読み飛ばす事が可能な場合が多いです。
TOEIC でよく出る文面のパターンを知っておくと有利
TOEIC で使われる文章の種類にはいくつかのパターンがありますが、問題集や過去問を何度もやっていくと
問題の多くがEメールの文面で出題されている
という事に気がつくかと思います。
TOEICはビジネス関係の会話やEメール文が多く出てくる事で知られているテストですが、Part6においては、特にこういったビジネス関連のメール文がよく出題されます。
ご自分がよく使うメール関係の文章が出てきたらラッキーですよね!
私も過去に仕事で利用しているフォーマットの書類が出題された事がありました。
こういった時にはスコアアップをするチャンスですから、確実に点数を加算していきたいですね!
メール文では差し出し人や末尾にもヒントがある!
Eメール問題の場合
ヘッダー部分に
- 宛先欄(To:)
- 差出人欄(From:)
- 日付(Date:)
- 件名(Subject:)
が入っています。
また、末尾部分に注目すると
差出人の署名(社名や個人名や役職など)
が入っている事に気が付きます。
初心者はこの部分を見逃しがちですが、実はここには沢山のヒントが記載されています。
メールの概要を確認するにはここを見るとよくわかる様に、
- どんな会社の
- 誰からの
- 誰に向けて
- いつ送られている
などの情報がすぐ分かるような形で書かれています。
例えば、本文の内容がよく分からなかったとしても、この部分から文章の内容が何となく理解していける事もあります。
特にEメールの特徴的部分である
- 件名欄 (メールの内容に関してが書いてあるためヒントになる)
- 差し出し人(メールを送った人の立場や仕事内容より質問内容のヒントになる)
といった部分は本分の内容をつかむための大きなヒントになるはずです。
ボキャブラリーが多いと有利
Part 5でもお伝えしましたが、 リーディングのパートはやはり語彙の知識が多いほうが簡単に問題を解く事ができるという点に変わりはありません。
単語や文法を覚えていくのは大変ですし、私も20年以上英語を学び続けていますが、知らない単語は山ほどあります。
ボキャブラリーを増やすことは容易ではありませんが、最近ではゲームのように楽しみながら学習する事が出来るアプリや無料で体験学習をさせてもらえるオンラインのスクールなどが沢山あります。
私自身も沢山の教材、アプリ、学校の力を借りて英語の語彙力だけでなく、自身に合った英語の学習方法などを身につけて来ました。
英語学習初心者のうちから早く自分に合った学習方法を身につける事が出来たら、びっくりするほどのスコアアップにも繋がるかと思います。
多くの人が健康のために自分に合ったダイエット方法やサプリを試すかのように、TOEIC のスコアアップに繋がる勉強法についても、良い教材や情報を取り入れてみてください。
あわせて使いたいTOEICPart6 スコアアップのための勉強法と教材について
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TOEIC Part 6スコアアップのコツまとめ
このブログ記事では、TOEIC初心者に向けて、TOEICリーディング Part6にフォーカスを置き、その出題内容や問題の傾向、詳しい勉強方法などをお伝えしました。
Part 6の主な学習ポイントは以下のとおりです。
- 1問全体は2分程度で問題を解けるように訓練をする
- Eメール文は良く出る問題!差し出し人・件名などはヒントになるため細部もよく見る
- あえて細かく文全体を早く読む練習をして文脈から内容を理解する力を身に付ける
- 話題転換部分の単語に注目する
- ボキャブラリーをできるだけ増やす
リーディング Part6は Part5と同様な問題であり、その学習方法も似ていますが、文全体を見て内容を理解したり、 Eメールのような文面から内容を把握するといった問題を解く必要があります。
問題の傾向や注目箇所をしっかり知っておくと、間違いを減らす良い手がかりになりますよね!
普段から仕事でメールを使う人には割と親しみやすい問題も出るかと思います。
ポイントを押さえてしっかりスコアアップの道へと進みましょう!
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今日のアクション:TOEIC part6の問題のポイントである文脈からの理解や話題の転換部分を意識して問題を解く練習をしてみましょう!Eメールなどの形式で出題されている問題では文全体以外からどのようなヒントを見つけることが出来るかもチェックしてみましょう!
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