このブログ記事では、TOEICリーディングセクションの始めの問題にあたる、 Part 5についてご説明します。
TOEIC初心者にとって、Part５にはどのような問題が出題されて、どのように問題を解いていけば良いのかは気になるポイントですよね。
そこで、このブログ記事の中ではPart 5の問題の傾向や解き方、勉強の方法などを詳しくご紹介します。
このブログ記事では以下のような疑問や質問を解決する事が出来ます。
- Part5はどんな問題がでるの？
- Part5の問題はどのような事に気を付けて解けば良いの？
- Part 5はどんな勉強をすれば良いの？
結論から先に言うと Part5リーディングスコアアップのコツは以下のとおりです。
- 1問20秒程度で問題を解く訓練をする
- 文法の法則を身に付ける
- ボキャブラリーをできるだけ増やす
- 分からない単語が出た時は文の内容を考えて推測する
問題の傾向とスコアアップに向けてのアプローチ方法を確認していきましょう！
Part5について
part5は短文穴埋め問題です。問題数は40問で一部が空欄になっている文があり、その空欄を埋めるのに適切な答えを4つの選択肢から選びます。
Part5は実は解きやすい問題！
Part 5初心者でも勉強するとスコアアップしやすい箇所であると言われています。
その理由が
ボキャブラリーや文法を学べば確実にスコアアップする事が可能なPartだからです。
中学生から高校レベルの英文法をしっかり学ぶ事で格段に問題を解く速さも変わりますので、勉強を進めるにあたって自分の成長が感じられるPartでもあります。
ですから、楽しみながら学習していきましょう♪
リーディングセクションの問題を解くコツ
まず初めにお伝えしたい事が、リーディングセクションの大切な部分である、時間のコントロールです。
リスニング・セクションと異なり、リーディング・セクションでは自分で時間配分をする必要があります。
ひとつひとつの問題をじっくり考えるて回答したいところですが、限られた時間の中で問題を全て解いていくにはある程度のスピードで問題を解く練習も必要です。
余り考え過ぎてしまうと、最後の問題までたどり着けなくなるので、難しい問題はあまり悩みすぎすにさっと1つを選んで、次の問題に進むようにすることも大切ですよ！
また、練習問題を解くときもリスニング Part全体を通して時間を気にしながら学習を行うようにし、自分が普段どのくらいの時間で問題を解いているのかを確認しておく事もおすすめです。
Part５の出題傾向
Part5は気持ち的にもちょっと嬉しい短文穴埋め問題です。
空欄にあてはまる語句を選択肢の中から選び回答するスタイルなので、まずは空欄の前後を読んでみる事から始めるとすぐわかる問題もあります。
多くのブログや教材でも空白の前後をチェックすると良いと言われている事が多いかと思いますが、初心者にはそれだけでは難しいと感じるひとのほうが多いかと思います。
空白の前後を読むだけでは分からない場合や文の内容が理解出来なくてかえって難しい場合は
同時通訳の人が訳すように細かく英文を頭の中で訳していくことがおすすめです！
つまり
文全体を小さく区切りながらさっと読んだほうが理解しやすいです。
Part 5で出題される問題は？
Part5で出題される問題は大きく分けて2つ！
- 文法の知識
- 語彙の知識
を確認する問題に分けられます。
特に文法を聞かれている問題は勉強していくと比較的簡単に解くことが出来る問題です。
その一方で、単語の意味を知らなければ分からない語彙の知識の問題に関しては、単語の意味を覚えていなければ正解を導くことが難しくなります。
このような場合はどんなに考えても答えは分からないので、あまり悩まずにどれかを選び、次の問題に進むようにした方が賢明です。
Part５の勉強法
このパートで徹底して問われるのは
- 品詞
- 語法
- 文法
そのほかに
- 単語の知識の多さ
- 前置詞への理解
ちょっと難しそうですが、これさえ覚えておけばスコアアップにつなげる事ができるはずです。
Part5の穴埋め問題は先にもお伝えしたように、空欄の前後を見てすぐに答えが分かる場合と文の内容を読み終わらないと答えが導き出せないものの2種類に大まかに別れています。
初心者が特に正解させておきたい問題は、空欄の前後を見てすぐに分かる問題のなかでも多くを占めている品詞を問う問題です。
単語の名詞形と動詞形と形容詞形と副詞形が選択肢に並んでいるパターン
strategy(戦略)
strategize(戦略を練る)
strategic(戦略上の)
strategically(戦略上)
動詞の原形と過去形や三人称単数現在の形やing形が選択肢に並んでいるパターン
send(送る)
sent
sends
sending
動詞の原形と三人称単数現在形と不定詞がついた形と ing形が並んでいるパターン
begin(始める）
begins
to begin
beginning
異なる代名詞がシリーズで並んでいるパターン
she(彼女）
hers
her
herself
これらはすべて、そんなに難しいレベルではなく、ある程度の文法知識があればすぐに解ける種類の問題です。
こうした品詞関連の問題は比較的分かりやすく、パターンを覚えると簡単な問題です。
一文のなかで他にわからない単語があったとしても、前と後にくる単語との関係だけ見れば答えられるわけです。
こうした文法に関する問題を確実に答えていける勉強をしていくとスコアアップにつながっていきますよ！
日常の英会話でもこうした英語の文法をふまえながら使えるようにしていくことで、英語のスピーキング能力も一緒に鍛える事も可能です。
集中してどんどん問題量をこなしていけばきっとパターンが理解できるようになってきますよ！
文の意味を把握する力と単語力
Part5ではどれだけの単語を知っているかも大切なポイントです。
単語を覚えるとは基本的な事ですし、改めていう事では無いと言われてしまうかもしれませんが、特に短い短文の問題であるPart 5では短い文章を数秒の間に理解するためにも単語を沢山知っておいた方が断然有利です。
語彙問題の典型的な例が以下のような問題です。
The luxurious hotel that recently opened in the downtown receives area offers so excellent service that it ( ) receives complaints from its guests.
訳:都心地域に最近オープンした高級ホテルは、素晴らしいサービスを提供しているので客からクレームを受けることはほとんどない。
選択肢:
(A)always[いつも]
(B)willingly[喜んで]
(C)rarely[ほとんど〜しない]
D)primarily[主に]
選択肢を見ると、すべて副詞が並んでいます！
このような問題では文法的にいくら考えても正解にはたどり着けません。
文法構造(上の問題文の場合、関係代名詞thatゃso that構文)をどれほど正確に捉えても助けにはならないのです。
文意を把握でき、またrarelyという単語の意味を知っていれば正解できますが、そうでなければどうしたらいいでしょうか？
単語を埋める問題では、問題文の内容を大まかに理解することができたら正解が見つかるかも知れません！
ですが、どう考えても分からない時には解答用紙にマークをし、次の問題に進む勇気も大事です。
- 後に引きづらない
- くよくよしない
というポジティブなマインドを持つこともスコアアップには大切な要素です。
文法や単語を覚える事が苦手なひとは？
実はPart５はTOEICテストのなかでも簡単に解ける部分であるといいながら、私は文法や単語が苦手だったため、このPartがとても嫌いでたまりませんでした。
誰でも一度は経験するかも知れませんが、いやいや英語の文面を見ていても、上手く文法の法則や単語を覚えられなくてイライラしてしまった事がよくありました。
そんな時はオンラインアプリや英会話レッスンで楽しみながら勉強する事がおすすめです！
以前は本の内容をひたすら書き写したり読み上げたりしながら必死に文法や単語を勉強していた私ですが、現代では当たり前になったお手軽学習アプリやオンラインの教材を利用した事で、楽しく面白く勉強する事が出来るようになったのです。
特に、TOEICはマークシート形式のテストであるためテスト中は英語を直接問題用紙に書いたりすることもありません。
そもそも書き写す勉強も必要ないわけですから、寝る前の1分でアプリの単語を見てみよう！
など、やる気の起こった隙間時間にちょっと勉強するということで単語やちょっとした語彙を覚えることが出来るようになりました。
これは私にとってとてもびっくりする嬉しい変化でした。
もし英語の文法や単語を覚える事が苦手なひとは、こういった隙間時間にちょっと勉強アプリを利用したり、無料でカウンセリングを受ける事ができるオンラインの学校でアドバイスを受けてみると自分の弱点が可視化出来ると思います！
特に
無料で学習を試すことが出来るものはどんどん活用してみて、自分に合った良いものを取り入れていくことを強くおすすめします。
TOEIC Part5スコアアップのコツまとめ
このブログ記事では、TOEIC リスニングPart5の問題内容や解き方、勉強するポイントなどをお伝えしました。
Part5はTOEIC 初心者にとってスコアアップを狙いやすい Partであるため、コツを掴んで勉強をすると結果が分かりやすく出てきてとてもやりがいがある Partであると思います。
Part 5のスコアアップのコツは以下のとおりです。
- 1問20秒程度で問題を解く訓練をする
- 文法の法則を身に付ける
- ボキャブラリーをできるだけ増やす
- 分からない単語が出た時は文の内容を考えて推測する
先にもお話ししたように、リーディング PartはリスニングPartのように決まった時間をアナウンスしてもらう事は出来ません。
ですから、自分で時間配分を考えながら進める事も大切です。
Part5は要領よく文法の並び方を覚える事や的確なボキャブラリーの当てはめができれば素早く駆け抜けるように問題を解く事ができるPartです！
文法や単語を覚えるのはなかなか大変ですが、学習アプリや良い教材などの助けを借りながら少しずつ地道に勉強してコツを掴んでいきましょう！
今日のアクション：
TOEIC リーディングPart 5の問題傾向は文法と語彙を問う問題だと言う事を頭に置き、お決まりの文法の並び方やよく出る語彙・単語を覚えましょう！
TOEICや英語学習に関する記事を日々更新しています。
こちらも併せて役に立ててみてくださいね！
TOEICスコアアップのコツMEMO!英語学習のためのおすすめ情報や教材のまとめはこちら↓
TOEICスコアアップのためのおすすめ教材一覧
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