このブログ記事ではTOEICテストについて
- 初めてテストを受けるひと
- テストの内容やスコアの見方を知りたいというひと
に向けて、TOEICテストがどの様な形式でおこなわれるテストであるかを説明していきます。
TOEICをまだ受けたことがない人にとってどんなテストであるかはとても気になりますよね。
まずは大まかなTOEIC試験の概要と平均的なスコアなどを知ってTOEICのスコアアップに向けたナビゲーションを作ると効果的です。
スケージュールや勉強法を考えるためにもおおよその内容と自分の目標を定めてみてくださいね!
このブログ記事を読むと以下の様な疑問を解決する事が出来ます。
- TOEICテストってどんな問題が出るの?
- TOEICとはトータル何分ぐらいのテストなの?
- TOEICスコアはどうやって評価されるの?
- TOEICスコアで目標とする点数はどれくらいにすれば良いの?
簡単に言うと
TOEICは2時間・問題数200問で構成された英語のリスニング、リーディングを合わせたマークシートで回答する形式のテストです。
ここではざっくりとテストの内容や結果から見た自分の英語のレベル、改善点など考える方法などをお伝えします。
まずはどの様なテストであるかをおおまかにとらえていきましょう!
TOEICの出題内容とは?
TOEICテストは約120ヶ国で実施されている英語の試験で、例えば日本から海外の企業で就職する場合にもスコアが共通して重視されるほど、世界中で受けられている英語のテストといっても過言ではありません。
テストの中では日常生活やビジネスなどにおける様々なコンテンツがちりばめられており、主に会話、メール、広告などで英語を利用した場合などのシーンが話題の題材となっています。
英語圏で育っていないのに、英語でのビジネスや会話について理解していけるのかな?
と心配になってしまいますよね。
しかしながら、安心してください!
英語圏特有の文化などをはじめとする日常生活内でネイティブが使うような砕けた英語の言葉遣いなどを知らなくても答えられるような内容になっています。
TOEICの出題形式とは?
テストの内容ってどんなものなのか?
テストを受ける上でこの部分が一番気になりますよね!
TOEICには英語のリスニングテスト部分とリーディングテスト部分の2つのセクションがあります。
- リスニングは45分間で計100間
- リーディングは75分間で計100間
すべての問題は、マークシートで解答する選択式です。
試験開始からリスニング放送が始まり、途中で休憩などの時間は全くありません。
英語のリスニングとリーディングを合わせて合計2時間、もくもくと英語の問題を解き続けていくというテストにしてはなかなか長丁場の試験です。
時間は長いように感じますが、問題数がかなりあるため、英語の能力の他にも集中力や情報をいち早く理解する能力なども必要です。
TOEIC公式問題集を使って勉強すると内容が分かりやすいですよ!
TOEIC公式問題集
500点・800点を目指す人のための問題集
TOEIC公式問題集の使い方の記事を書きましたのでこちらも参考にしてみてくださいね!↓
TOEIC各Partの出題形式を知ろう!
TOEICの出題形式を知っておくと勉強するときにも試験を受けるときにもスコアアップのコツをつかめて安心ですよ!
- リスニングはPart1からPart4の4つ
- リスニングはPart5からPart7の3つ
以下で各々のPartを簡単に説明していきますよ!
【Part1】
概要:写真描写問題
問題数:10問
詳細:問題用紙に描かれた1枚の写真について、4つの短い説明文が1度だけ放送されます。
4つ回答が問題用紙に書かれており、その中から写真の内容を正しく描写しているものを選びます。
【Part2】
概要:応答問題
問題数:30問
境要:1つの質問と、それに対する3つの返答が放送されます。
内容はすべて問題用紙に書かれてはいません。3つの返答の中から回答として正しいものを選びます。
【Part3】
概要:会話問題
問題数:30問
概要:2人の人物による会話が放送されます。問題用紙には質問と、それに対する4つの返答が書かれています。4つのうちから正しいものを選びます。
【Part4】
概要:説明文問題
問題数:30問
概要:1人が一方的に話すミニトークが放送されます。問題用紙には質問とそれに対する4つの返答が書かれています。4つのうち正しいものを選びます。
【Part5】
概要:短文穴埋め問題
問題数:40問
概要:一部が空欄になっている文があり、その空欄を埋めるのに適切なものを4つの選択肢から選びます。
【Part6】
概要:長文穴埋め問題
問題数:12問
概要:一部が空欄になっている文章があり、その空欄を埋めるのに最も適切なものを4つの選択肢から選びます。
【Part7】
概要:読解問題
問題数:48間(1つの文書:28問、2つの文書:20問)
概要:1つ・2つそれぞれの文書を読みます。
質問とそれに対して回答している4つの選択肢があり、4つのうちの中から正しいものを選びます。
それぞれのパートについては別の記事でも細かく紹介していますので、参考にしてみてください。
まずは問題の出題はこういう感じなんだなということをとらえる程度で大丈夫です。
TOEICの評価(ガイドライン)PROFICIENCY SCALEとは?
PROFICIENCY SCALEとはTOEICのスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表を意味しています。
TOEICテストを受けると結果が出たときに自分のスコアが記載された紙をもらうことができます。
その中にも記載があり、TOEICそれぞれの点数におけるレベルを大まかに説明するようなものです。
目安としては、以下のProficiencyScaleが設けられています。
レベルA:スコア860点~990点
Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。
Native Speaker の域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
レベルB:スコア730点~860点
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
レベルC:スコア470点~730点
日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる。
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会
通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な場面における的確な対応や意思疎通になると、巧拙の差が見られる。
基本的な文法・構文は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
レベルD:スコア220点~470点
通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。
語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、Non-Nativeに特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。
レベルE:スコア10点~220点
コミュニケーションができるまでに至っていない。
(財)国際ビジネスコミュニケーション協会
単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できない。
断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役に立たない。
くわしい情報は、公式ホームページでも確認することができますよ!
TOEICスコア試験結果の表し方
TOEICテストの結果は、合格不合格などの判定方式ではなく10点から990点までのスコアで評価されます。
英語力に変化がない限りは、スコアも一定に保たれるように作られていおり、また、マークシートでの回答形式なので、たとえ問題が分からなくてもマークをすることでなんとか点数をとることが可能なテストであるとも言えるのかもしれませんね。
日本国内のTOEIC平均的なスコアは何点?
近年の平均点は620点近くに上がってきているようですが、過去の統計を調べてみたところ、580点が平均ということです。
大体500点後半から600点前半が一般的な平均値といったところのようです。
初めてTOEICを受けるというひとは大体このあたりより少し上を目指すことを目標にするといいかもしれません!
就職や転職時に目安となるとTOEICスコアは何点?
履歴書にTOEICスコアを記載すれば、就職活動や転職活動に効果的です。
企業によって大きく異なりますが、一般的には就職活動や転職活動に効果的といわれているスコアはTOEICスコア600点からといわれています。
同じく、履歴書に記載して印象が良い点数も600点からといわれています。
例えば、同レベルの能力を持った2人を企業が採用しようとした場合、TOEICのように有益な資格を持っているひとの方が優先的に選ばれる可能性が高いと思いませんか?
実際に企業側がたくさんいる就職希望者の英語力をひとりひとり時間を取って調べることは難しいですよね。
ですから、企業は志願者に対しての条件にTOEICスコアを定めたり、高いTOEICスコアを持っている人材を積極的に優遇しようと考えています。
TOEICは数ある英語の資格において特にビジネス英語に特化しているという点から就職や転職でも一目置かれる資格とされていますが、その一方であまりよくないスコアを載せてしまうと逆に印象が良くありません。
逆効果にならないようにこちらも合わせて気を付けたいですよね。
TOEIC初心者はスコア何点を目指せば良い?
TOEICを受験する目的やもともと持っている基本的な英語力によっても変わりますが、結論から言うと、TOEIC初心者がまず初めに目指す点数として
650点以上のスコアを目指すことをおすすめします
先程もお伝えしたように、日本企業の多くは600点以上のTOEICスコアを募集の条件に記載していることが多く、600点台が英語を使う仕事の最低ラインとされ大体の目安となっています。
また、そのスコアを超えていることはTOEICスコアを履歴書に記載する時にも効果的ですし、企業の目に求まりやすく、他を一歩リードすることも可能であるからです。
大企業や英語を本格的に使用しなければならない場での就職を目指すのであれば、より高い点数を求めることが望ましいでしょうが、目標とするスコアを設定することで自分の勉強法や対策などを考えることもできるため、スコアアップのコツも習得しやすくなっていきます。
目標スコアを設定して、自分が目指すTOEICスコアを履歴書の資格欄にもあわせて記載できるようにコツコツと頑張っていきましょう!
TOEICについてのアプリなども利用してみると、楽しくすきま時間に勉強することも出来て一石二鳥です!
TOEICスコアナビのまとめ
このブログ記事ではTOEIC初心者に向けてTOEICとはどの様なテストでどういった目標をもって取り組むべきかを明確にするためにTOEIC試験についておおまかに概要をお伝えしました。
★TOEICは2時間のリーディング・リスニングからなるマークシート回答形式
★TOEICスコアは10〜990満点で採点される
★TOEICの日本における平均点は約580〜620点
★初心者が目指す履歴書に記載したい目標スコアは650点程度から
という事がわかりましたよね。
TOEICスコアを受験するにあたって気になる平均点や就職に有利な点数についても触れましたが、スコアはあくまで目安に過ぎません。
始めのころはあまり気にせず、TOEICスコアアップにつながるコツをつかんで要領よく勉強し、自分の目標スコアを目指して頑張っていきましょう!
今日のアクション:TOEICってどんなテストなのかということを知りましょう!自分の目標スコアもざっくり決めてみましょう!
コメント